4年生時代 その㉑ 新型インフルエンザ

実は、子リスが4年生の年(2009年)は、新型インフルエンザ(H1N1型)が流行った年でした。

子リスは、1才2か月の時に初めてA型インフルエンザに罹り、3才の時にはA型・B型に連続して罹っています。重症になるほどではなかったものの、決して軽くはない症状でした。そして、多くのお母さん達がそうであるように、子供が治りかけた頃に母が発症する…ということで、私ももれなく子リスからもらい、だいぶ辛い症状に苦しめられました。だからそれ以来、毎年子リスと私は予防接種を欠かしたことはありませんでした。
(ちなみに、夫はインフルエンザを発症したことがありません。子リスが3才の時には、立てないほど辛い状態の私を支え、同じくぐったりしている子リスを担いで病院に連れて行くと、そこはインフルエンザ患者らしい人達でいっぱい。そんな場所にマスクもせずにいたのに、とうとう夫はインフルエンザのイの字も見せずに乗り切ったのでした。「気合がちがうんだよ、気合が」と夫は言いますが、実際どういう体のしくみになっているのかわかりません。)

そんな訳で、11月半ば、今年も子リスはインフルエンザの予防注射を受けました。
新型インフルエンザの流行下、簡単には注射の予約がとれない状況でしたが、子供はある程度優先されたのだったと思います。私の方は妊婦ということで、予防接種の優先券が届いていました。

しかし!予防接種を受けた数日後、子リスは発熱してしまったのです。病院に連れていくと、インフルエンザ陽性。「注射したばっかりなのに…。」と子リス。先生は、「まあ、軽く罹るというのが、一番いいことではあるんですよね。」
でも、痛い思いをした甲斐が…という子リスの気持ちはわかります。

その後、出来るだけ子リスと「接触」はしないようにはしていたものの、徹底するのは難しく、4日後には恐れていた通り、私も喉が痛く、熱っぽくなってきました。
私は明日が予防接種の予約日なのに…。

とにかく予約した病院に言って事情を話すと、「例えインフルエンザに罹ってしまっていても、予防注射を打たない方がいいということはありません。」ということです。それで私は、何のためなのかよくわからない注射を打ち、あとは…そうだ!
「気合いだよ、気合!」という夫の言葉を、今は信じて撃退してみよう!と決心したのでした。

それが功を奏したのかどうかわかりませんが、私の症状は微熱で止まり、大事に至らなかったのは本当に有難いことでした。

あとは、ちびリスが無事でいてくれることを祈るばかりです。

 

 

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