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   <title>取り組み（日記）</title>
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   <updated>2007-01-23T14:48:57Z</updated>
   <subtitle>子リスはどうやって場面緘黙症を乗り越えていくのか？日々の変化・取り組みを綴った日記です。</subtitle>
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   <title>すみません</title>
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   <published>2007-01-23T14:46:13Z</published>
   <updated>2007-01-23T14:48:57Z</updated>
   
   <summary>長いこと更新できず、すみません。 体調不良のため、少しの間休んでおりますが、必ず...</summary>
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      長いこと更新できず、すみません。
体調不良のため、少しの間休んでおりますが、必ず戻りますので、またよろしくお願いいたします。
      
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   <title>ママに話してくれて…</title>
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   <published>2006-12-12T13:37:26Z</published>
   <updated>2006-12-25T08:48:21Z</updated>
   
   <summary>子リスが年長の時、幼稚園で、ＣＡＰのワークショップが開かれたことがありました。 ...</summary>
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      <name>おかあさんリス</name>
      
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      子リスが年長の時、幼稚園で、ＣＡＰのワークショップが開かれたことがありました。
(CAP=Child Assault Prevention=子どもへの暴力防止プログラム)
子どもが、怖い目に会ったり、大人から嫌なことをされた時の、親としての対処法などについて知ることが出来て、とても勉強になりました。
そのワークショップの中で、隣同士でペアになり、一人は子ども役、もう一人は親の役で、子どもが幼稚園であった嫌なことを打ち明ける、というロールプレイをする時間がありました。私はたまたま、幼稚園の主任のＫ先生の隣にいたので、まずは私が子ども、Ｋ先生がお母さん、という役でやってみました。

私：　「お母さん、幼稚園でお友達が、ボクのこと『バカ』って何回も言うんだよ。」
Ｋ先生：　「『バカ』って言うの？そう、いやだったのね？」
私：　「うん。」
Ｋ先生：　「そうよねえ。お母さんに話してくれてありがとうね」
私：　「うん。」

芸のない私…。それ以上会話が続かず、先生と吹き出してしまいました。その後Ｋ先生が、
「『話してくれてありがとう』って言うことって、ほんとに大事なのよ。」と教えて下さいました。
困ったことを打ち明けて来た子どもに、「○○ちゃん、先生にお話してくれてありがとう」と言うと、ぱっとその子の顔が明るくなる、というのです。
ロールプレイの後、ＣＡＰの指導員の方からも、子どもが嫌な経験を打ち明けて来た時は、まず、話してくれたこと自体を評価し、受け止めることが大切である、というお話がありました。
嫌な経験を打ち明けることって、子どもにとっては想像以上に難しいことなのかもしれません。

子リスが、話せなくて辛い思いをしたことについて私に打ち明けて来た時に、私も２度ほど、「そういうお話、ママに話してくれてありがとうね。」と言ったことがあります。すると子リスは、えっ、とびっくりしたような、意外そうな顔をした後、安心したように、「ママ、ボクがこういうお話すると嬉しい？」と聞いてきました。私が、「嬉しいよ。楽しかったことでも、イヤだったことでも、何でもお話してくれたらママは嬉しいよ。何でも聞きたいもん。」と言うと、とても嬉しそうにニコーッと笑ったのです。
その時に、Ｋ先生のおっしゃったことがわかったような気がしました。

「話してくれてありがとう」、と言うことは、単なる受け答えの技術ではないことを感じます。
楽しかったことやよく出来たことだけでなく、イヤだったこと、自分がみじめだったことも話していいんだ、と子どもが思うことによって、できるだけのびのびと過ごすことが出来たらいいなあ、と思います。
      
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   <title>帰り途</title>
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   <published>2006-12-06T14:35:33Z</published>
   <updated>2006-12-06T13:48:20Z</updated>
   
   <summary>先々週のことですが・・・ 私は用事があって、子リスの学校に行きました。丁度一年生...</summary>
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      <name>おかあさんリス</name>
      
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      <![CDATA[先々週のことですが・・・
私は用事があって、子リスの学校に行きました。丁度一年生は下校時で、子ども達は教室から出て、いつもの下校班を作って帰ろうとしているところでした。私の用事は思ったよりすぐに済みました。外に出てみると、一年生達はまだ校庭で何となくぽやぽやしています。それで私は子リスに、
「子リス、お友達と一緒に帰りたいでしょ？ママは先に帰ってるから、皆と一緒に帰っておいで。」
と言いました。
子リスも、それならそうしようか、という様な雰囲気だったので、私は「じゃあね」と小走りに帰り始めたのですが、ふと振り返ると、子リスの下校班の子ども達（４人＋子リス）が私について来ています。

<strong>Ａ君：</strong>　「ねーねー、子リスのおかあさん、子リスはお家では喋ってるの？」
この質問にも、大分慣れました。
以前の私は、これを聞かれると、子ども達が無邪気な分ぐっと胸にこたえて、顔がひきつったりしていたものですが、何度も同じことがあるので、段々答え方を覚えて来ました。

<strong>私：</strong>　「喋ってるよ。うるさいんだよ～、家では。」
<strong>Ｂ君：</strong>　「えーっ、何て言うの？『あ』とか、言うの？」
（これもよく聞かれる質問です。）

<strong>私：</strong>　「○○君は、お家で『うるさい!』って言われることある？」
<strong>Ｂ君：</strong>　「あるよ。」
<strong>私：</strong>　「じゃあねえ、きっと○○君と同じぐらい喋ってるよ。」
<strong>Ｂ君：</strong>　「へえ～。子リスね、学校では全然喋らないんだよ。」
<strong>私：</strong>　「そうなの～。」
<strong>Ｂ君</strong>：　「なんで学校では喋んないの？」
<strong>私：</strong>　「何でかなあ。でも、そのうち、喋るからね。待っててね。」
<strong>Ｂ君：</strong>　「うん！」

ここで話題を変えて、
<strong>私：</strong>　「今日は持久走大会の練習をしたんでしょ？」
<strong>子ども達：</strong>　「した、した！競技場で走ったんだよ！」
<strong>私：</strong>　「へえ～、すごいね。何週したの？」

子ども達は、「何週だっけ？」「２週？」「ちがうよー。」などと言い合っています。その時、それまで黙っていた子リスが、私の上着の裾を引っ張って、小さ～い声で、
「１週半…。」
<strong>子ども達：</strong>　「あ、子リスしゃべった…。」

子リスは、今日初めて競技場のトラックで練習をしたことを「お家に帰ったらママに教えてあげよう！」と思っていたに違いありません。それが、お友達に先に報告されそうになって来たものだから、ヤキモキしながら話を聞いていたのでしょう。そしてついにたまらなくなり、不本意ながらも（？）声を出したのかも知れません。でも、お友達に聞かれないぐらい小さい声をだしたつもりだったのでしょうけれど、みんなはシッカリと、子リスの声を聞いていました。
子ども達は、初めて子リスが言葉を話すのを聞いて、一瞬驚いて目を丸くしていましたが（その時の子ども達は、何だかとても可愛く見えました。）、とても嬉しそうでした。

それから子ども達は、いつもの様に「子リス～」と言って手でほっぺをむにゅ～っと挟んでみたり、子リスにいろいろ話しかけたりし始めました。

<strong>Ｃ君：</strong>　「じゃあさ、子リス、１＋１は？」
<strong>子リス：</strong>　（手で『２』と出す）
<strong>Ｃ君：</strong>　「じゃあ、３＋５は？」
<strong>子リス：</strong>　（手で『８』）
<strong>Ｃ君：</strong>　「じゃあ、９９＋１５８は？」
<strong>子リス：</strong>　（首をかしげる）
<strong>Ｃ君：</strong>　「・・・」
キミだってわかんないでしょうが。

子リスはとても楽しそうでした。
そんな子リスの様子を見て、私もとても優しい気持ちになれました。
少しずつ、少しずつでも、お友達との世界が出来て行くことを願っています。]]>
      
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   <title>先生に答えた？</title>
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   <published>2006-11-22T14:35:33Z</published>
   <updated>2006-11-27T13:52:16Z</updated>
   
   <summary>「先生との時間」も６回目になりました。 今日も鉄棒をしているのかな？と思いながら...</summary>
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      <name>おかあさんリス</name>
      
   </author>
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.j-bloom.com/blog/">
      <![CDATA[「先生との時間」も６回目になりました。
今日も鉄棒をしているのかな？と思いながら迎えに行くと、あれ？校庭にいません。教室を覗いてみると…何と子リスは、先生と並んでピアノを弾いていました！ニコニコしてとても楽しそうです。あまりにもいい笑顔なので、ちょっと隠れて様子を見ていましたが、すぐに子リスに見つかってしまいました。そして子リスは、私を見つけると急に照れて、ピアノの下に隠れてしまいました。

<strong>私：</strong>　「今日はピアノを弾いてたんですね！」
<strong>Ａ先生：</strong>　「そうなんです。初めてです。女の子達が、『子リス～、ピアノ習ってるんでしょ？弾いてみて～』って言っても、絶対弾かないんですよ。でも今日は弾いてくれました！」

今日は私は、写真を持って来ていました。週末に子リスと二人で、先日子リスたちが遠足で行った動物園に行って来たのですが、その時に撮った写真を急いで現像して持って来たのです。（子リスは遠足以来ずっと、「遠足はとても楽しかったんだけど、もっとじっくり動物を見たかった」と訴えていて、実は動物園好きの私はつい乗せられ、「よし、行くか！」と出掛けたのでした。そして当然、閉園時間までじ～っくりと、動物達を見てきました。とても楽しい一日でした。）
私が、持ってきた写真を出して「子リス、ホラ、見て見て。いいもの持って来たよ。」
と言うと、子リスはやっとピアノの下から顔を出しました。そして私が写真を持っているのを見ると嬉しそうに、「写真、もうできたの！？」とこちらへやって来ました。
これでいつものように、先生・私・子リスの空間が出来ました。先日の面談で申し合わせた作戦開始です。写真を見ながら、何気なく、先生と私が並んで子リスと向き合うような形に立ちます。

<strong>Ａ先生：</strong>　「えっ？これ、この間の動物園？行って来たんですか！？」
<strong>私：</strong>　「そうなんです…。動物を見足りなかったと言うもので、復習の旅に行って来ました！」
<strong>Ａ先生：</strong>　「へえ～！子リス、動物たくさん見てきた？」
<strong>子リス：</strong>　（頷く）
<strong>私：</strong>　「子リス、よかったねえ、Ａ先生のお陰でマンドリルが見られるようになって。」
<strong>子リス：</strong>　（私に向かって）「何で写真まで撮っちゃったの？」
<strong>私：</strong>　「そうなんです、見てください、マンドリルとツーショットを撮って来ました。」
<strong>Ａ先生：</strong>　「あっ、ホントだ。すごい！　…あれ、この動物は何？」
<strong>子リス：</strong>　（答えたそうな様子。でも無言）
<strong>私：</strong>　「何だっけ、これ？ヒョウ？」
<strong>子リス：</strong>　（私に向かって）　「ジャガーだよ。」
<strong>Ａ先生：</strong>　「ジャガーかあ。」

段々話が盛り上がって来ました。何と言っても、動物園の話です。お相撲と並んで、子リスが一番好きな話題なのですから、話したくて仕方がない筈なのです。少しずつ、私に向かって話す子リスの声も大きくなって来ました。そして、ふとＡ先生が、

「子リスは動物園と水族館ではどっちが好きなの？」と聞いた時、子リスは
「動物園！」と先生に向かって答え、あっ、と思ったのか私の方に向き直ってから、
「だよ…。」と言い足しました。でも、そこで私は反応せず、先生がすかさず
「そっかー、動物園の方が好きなんだー。」と受けて下さったので、これは子リスがどう取り繕おうと、子リスと先生の会話は成立です！（？）

「ついうっかり答えちゃった」、という感じでしたが、子リスが先生の前で私と喋るようになったのも、「ついうっかり」から始まったのです。だから今日の「うっかり」も、先生と直接話をするきっかけになってくれることを願っています。


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   <title>Ａ先生との面談（６回目）</title>
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   <published>2006-11-20T13:11:49Z</published>
   <updated>2006-11-27T13:56:09Z</updated>
   
   <summary>先日、Ａ先生との６回目の面談がありました。その日は学校公開日で午前中に授業参観が...</summary>
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      <name>おかあさんリス</name>
      
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.j-bloom.com/blog/">
      <![CDATA[先日、Ａ先生との６回目の面談がありました。その日は学校公開日で午前中に授業参観があり、その午後の面談でした。授業参観での子リスの様子について話したり、今後の作戦を考えたりしました。

<strong>１．授業参観での様子</strong>
<u>国語</u>：子ども達が全員で立って大きな輪になり、教科書のお話を音読しました。班ごとに分担が決まっていて、掛け合いのような形で読むため、子ども達はとても楽しそうに、大きな声で生き生きと読んでいました。この雰囲気につられて、子リスも「うっかり」声を出しちゃったりしないかな？と少し期待して見ていましたが、残念ながらそれはなく、ちょっと所在なさそうに立っていました。

<u>算数</u>：繰り上がりのある足し算の授業でした。「７＋７はどうやって考えるんだっけ？」という先生の問いに、みんな「ハーイ！」「ハーイ！」と手を挙げています。当てられた子は前に出て、計算の仕方を説明することになっていたので、子リスはさすがに手を挙げません。
計算の仕方を一通り復習した後、今度は自分で計算問題を作って自分で解いていく作業になりました。先生が子ども達に、４から９までの目のついたサイコロを一つずつ配り、それを２度転がして問題を作る（つまり、もし５と８が出たら、５＋８＝？という問題を作る）というやり方を説明して、
「やり方が分かった人！？」と聞くと、みんな「ハーイ！」と手を挙げました。
子リスは？おっ！高々と手を挙げています！そして、「ホラ、手、挙げてるでしょ？」と言いたげに、チラッ、チラッと後ろにいる私の方を見ていました。ホントだ、ホントだ。ちゃんと挙げられるんだねえ！

実は前の日、Ａ先生と子リスは、「お母さんに手を挙げるのを見せてあげよう」と約束していたのだそうです。子リスが手を挙げている姿は、何だかとても小学生らしくて、感激してしまいました。

<strong>２．これから</strong>
週に一度の「先生との時間」が、いい調子で進んでいると思う、ということを確認しました。
子リスはいつも「先生との時間」を、校庭で先生と２人で鉄棒をしたり、何となく先生の周りを走り回ったりして過ごしているようです。その間、先生が何か子リスに質問したりすると、子リスは地面に石で字を書いて答えているということでした。そうしているうちに私が迎えに現れるわけですが、私の顔を見ると子リスは、やはり「つい」心がほぐれるらしく、声を出し始めます。
子リスが初めて先生の前で私と喋ったのは１０月の末でしたが、それから回を重ねるに連れて、先生の前で（私と）話す時の声量や頻度も、少しずつ上がって来たように思います。

そこで、今後の作戦。
<u>Ａ先生の案</u>：私が迎えに行った後、先生と子リスと私は、いつも何となく三角形に立っているので、今度は先生と私が並ぶようにしてみる。そうすれば子リスは私と話す時には、先生とも向き合うことになるので、これが一つの進歩になるかもしれない。

<u>私の案</u>：私が迎えに行った後、もう一度私がちょっとその場を離れてみる。一度私の顔を見てほっとした後なので、何か変化があるかも知れない。

物凄く細かい作戦ですが、子リスを見ていると、状況の些細な変化で緊張したりリラックスしたりしているのが事実です。何が子リスの気持ちに作用するかわからないのだから、この際いろいろやってみなくちゃ、と思います。スモール・ステップということ、いつも実感させられます。
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   <title>手を挙げる</title>
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   <id>tag:www.j-bloom.com,2006:/blog//1.109</id>
   
   <published>2006-11-18T13:50:26Z</published>
   <updated>2006-11-25T14:32:53Z</updated>
   
   <summary>少し前のことですが、夕方、子リスの担任のＡ先生から電話がありました。 「実はです...</summary>
   <author>
      <name>おかあさんリス</name>
      
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.j-bloom.com/blog/">
      <![CDATA[少し前のことですが、夕方、子リスの担任のＡ先生から電話がありました。

「実はですね、今日算数の時間に、子リスくんが急に手を挙げたんですよ。」
「えーっ、ホントですか！？」
私はびっくりしてしまいました。先生の話では、
算数の時間、足し算の問題を先生が次々に出していって、子ども達が手を挙げて答えていた時、子リスが突然、手を挙げたのだそうです。先生が内心びっくりしながら、子リスに「やってみる？」と言うと、子リスは思いっきり首をヨコに振ったそうです。
そして次の問題。子リスは今度は手を挙げなかったので、
<strong>Ａ先生：</strong>　「いつも当てるとは限らないから、わかったら手を挙げてごらん。」
<strong>子リス：</strong>　（首をヨコにふる。）
<strong>Ａ先生：</strong>　「じゃあ、当てないから。当てないから、わかったら手を挙げてごらん。」

子リスはそれで安心して、問題が分かった時には手を挙げるようになったのだそうです！
「当てないから手を挙げて」というのは面白い話ですが、そのお陰で子リスには、黒板に答えを書くことの他にもう一つ、授業に参加する方法が増えたのです。それは子リスにとって、とても嬉しいことに違いありません。その証拠に、先生からの電話の後、子リスに誘導尋問をしたところ…

<strong>私：</strong>　「算数の時、黒板に答えを書くの、やってる？」
<strong>子リス：</strong>　「うん。先生が黒板のところに連れて行ってくれたよ。」
<strong>私：</strong>　「そうかあ、よかったねえ。でも、もし子リスが分からない問題だったら困るねえ。」
<strong>子リス：</strong>　「だって、分かった時は手を挙げるもん。」
<strong>私：</strong>　「えーっ、子リス、手を挙げるのォ！？」（勿論、驚いた振り。）
<strong>子リス：</strong>　「だって、先生が、『当てないから、分かったら手を挙げてみて。』って
　　　言ったから。」
<strong>私：</strong>　「そうなの！？どんな風に手を挙げるの？」
<strong>子リス：</strong>　「こうやって。ピッって挙げるんだよ。」

と、立派に高ーく、手を挙げて見せてくれました。

それにしても、最初に手を挙げたのはどういう心境の変化だったのでしょう！？
電話の中でＡ先生は、「最初、本当に急に手を挙げたので、お家でお母さんと約束したとか、そういうことがあったのかな、と思いました。」とおっしゃっていました。でも実際、家では、手を挙げることに関して何も話をしていません。私がそう言うと、

<strong>Ａ先生：</strong>　「そうですか。じゃあ、子リス君は自分で頑張ろうとしてるんでしょうか。」
<strong>私：</strong>　「そうなんでしょうかねえ…」
<strong>Ａ先生：</strong>　「あ、あと、子リスくんの隣の席のＹちゃんが、『手、挙げてみ。』って
　　言ってたような…」
<strong>私：</strong>　「あっ、それですね、きっと。」

今回隣の席になったＹちゃんは、まだ一年生ながらもアネゴ肌で、子リスをよく守ってくれる（ありがたい限りです…）女の子です。Ｙちゃんの隣になったことを、子リスはことのほか喜んでいましたから、ひょっとすると、「Ｙちゃんがそこまで言うのなら…」と頑張って手を挙げた、というのは考えられます。
まあ、理由は何であれ、子リスが、「手を挙げてみようか」という気になったことは、大きな変化です。

「出来ないことが多い」ことには、「出来るようになった」と喜ぶ機会も多い、というボーナスがありますネ。]]>
      
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   <title>１１月１０日にメールを下さった方へのお返事</title>
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   <published>2006-11-12T14:53:23Z</published>
   <updated>2006-11-12T15:21:02Z</updated>
   
   <summary>１１月１０日に、メールを下さった方へのお返事です。 メールを返信しようとしたので...</summary>
   <author>
      <name>おかあさんリス</name>
      
   </author>
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.j-bloom.com/blog/">
      <![CDATA[１１月１０日に、メールを下さった方へのお返事です。
メールを返信しようとしたのですが、送れずに戻ってきてしまいました。それで、ここにお返事を書きたいと思います。このブログを読んで下さっていることを願っています！！！

いただいたメールの中に、「診察してくれるのは小児科ですか？」というご質問がありましたので…
 
メールありがとうございます！
ブログを読んでご連絡下さったこと、とても嬉しいです。
 
本当に、息子さんとうちの子リスは、同じような幼稚園時代を過ごしたようですね。
きっと親である私達も、いろいろな場面で同じとまどいを覚えながら過ごしてきたのではないかと思います。
 
まず、息子さんが場面緘黙症であるかどうかということですが、
診断してくれるのは、子どものメンタルヘルスを扱うクリニックなどが主な場所になると思います。
子リスの場合は、そのようなクリニックに連れて行こうかと考え始めた矢先、市の家庭児童相談員さんを紹介して下さる方がいて、まずその方に私だけが会いに行きました。そして、今までの経過や現状などをお話しした後、何度か面談をしていただいているところです。（その方と私だけ・または学校の担任の先生も一緒に）
息子さんは、学校でお友達と遊ぶ時にはお話していらっしゃるのですね。学校でリラックス出来る時間があるのは、とてもいいことですよね！子リスの場合は、お友達とも一言も喋ったことがないのですが、それでも、お友達の輪の中にいるのは大好きなようです。場面緘黙症の子どもの様子は一人一人違っていて、子リスのように全く（家族以外の）誰とも話さない子どもも、特定の数人とだけは話す子どもも含まれているようですが、「場面緘黙症」というくくりに入る・入らないということよりも、「集団生活を送る上で困難があったり、それによって子どもが萎縮したり悩んだりしているかどうか」、ということ自体に取り組むことが大切かな、と考えています。
 
小児科の先生で、場面緘黙症について詳しい人を探すのは結構難しいようです。場面緘黙症は「情緒障害」にあたるため、それを治療対象とするのは、子どもも扱っている心療内科などが中心です。
ただ、そうは言っても日本ではまだ、心療内科でさえ、「場面緘黙症」はあまりよく知られているものとは言えないようなのです。
そういう現状の中で、はじめにどこに相談に行くか、というのは難しい選択ですよね。
児童相談所や、市・町・村の保健センターのようなところから始めるのがいいのではないかと、私は思っています。病院での治療が必要でない場合もありますので…。
 
大きく分けて、場面緘黙症の治療には、２種類の流れがあると、私は理解しています。
一つは、メンタルクリニックなどの、専門治療機関に通い、セラピーを受けること。低学年の子どもの場合は、遊戯療法や絵画療法が中心となるようです。
もう一つは、学校と親との連携で、学校で出来るいろいろな工夫を重ねることで治療していくこと。
子リスに対しては今、後者のアプローチを取っています。（本人は何も知りませんが。）例えば、担任の先生と私が、毎月面談を持ち、様子を報告しあう・クラスの中の座席の位置を工夫してもらう・算数の時間、言葉での発表は出来ないので、黒板に答えを書かせてもらう、などのことをしています。いずれにしても、先生に「場面緘黙症」をよく理解してもらい、協力してもらうことが不可欠です。
また、いま２つの流れがあると書きましたが、これを組み合わせることも勿論、出来ます。
それから、いわゆる治療機関ではないけれど、「ことばの学級」という、通級制度を利用する方法もあります。
 
何だかいろいろと書いてしまいましたが、まず今の段階では、
１、担任の先生に、場面緘黙症の可能性を話し、理解を得ること。それには、場面緘黙症についてまとめた資料があると便利です。<a href="http://smjournal.blog44.fc2.com/">場面緘黙症Journal</a>というサイトがあるのですが、ご存知でしょうか？そちらを管理していらっしゃる方と、有志の方々で作成した資料がとても分かり易く、おすすめです。その資料は現在Ｎｏ．１からＮｏ．７まであって、全てプリントアウトできます。私は全部プリントアウトして、担任の先生と、市の家庭児童相談員さんに渡しています。
特に、学校配布用としてまとめてあるのは、Ｎｏ．３です。
 
２．児童相談所や保健所などに相談に行くこと。
 
の２つが大事ではないかと思います。
 
あれこれ沢山書いてしまって、混乱させてしまったら申し訳ありません。
息子が場面緘黙症ではないかと思った時から、あちらこちらに相談したり調べたりしてきた中で、ようやく、何となく理解できた分の情報をお伝えさせていただきました。
もし、何か疑問があって、私でわかりそうなことがあれば、いつでもメールを下さい。私もまだまだ疑問だらけですが、一緒に考えて行けたら嬉しいです。また息子さんのことも教えてくださいね。
よろしくお願いします。こちらこそ、長々とすみませんでした。
 
おかあさんリス]]>
      
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   <title>遠足</title>
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   <published>2006-11-05T13:30:03Z</published>
   <updated>2006-11-06T14:25:53Z</updated>
   
   <summary>先週、子リスたち一年生の遠足がありました。子リスは風邪を引いて前々日まで熱があり...</summary>
   <author>
      <name>おかあさんリス</name>
      
   </author>
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.j-bloom.com/blog/">
      先週、子リスたち一年生の遠足がありました。子リスは風邪を引いて前々日まで熱があり、参加出来なかったらどうしよう…と私は心配していたのですが、子リスは遠足に行きたい一心で熱を下げ、元気に出かけて行きました。だって行き先は、動物園なのです…。

実は子リスは、動物マニアです。周りの話を聞くと、どうやら男の子は、いろいろなものに関してマニアックになる傾向があるようです。その対象は電車だったり車だったり、虫だったり…と様々なようですが、子リスの場合は動物です。年に３回～４回は動物園・水族館に連れて行かされますが、一旦入園したら最後、「鳥はオモシロクないからとばして、早くパンダやゾウを見に行こうよ～」なんていうことは許されません。子リスは全ての動物を一つ残らず、じ～っくり見て回るのです。だから結局いつも、開園時間から閉園時間までいることになり、帰る頃には親はヘトヘト、子リスは何故かまだ元気で、「あんな動物がいたね～」と喋りまくっている、という状態です。
だから、遠足の行き先が動物園と知った時の子リスの喜び様は、タイヘンなものでした。しかも、そこは子リスがまだ一度も行ったことのない動物園です。

ところで、その動物園には、子リスが苦手な動物がいます。それは…マンドリル。
鼻が濃いピンクで、頬が水色の、ユニークな顔をしたあのサルです。子リスは２歳の時に初めてそれを見て「こわい～！」と泣いて以来、マンドリルだけは見られないのです。
実は私は、今回子リスたちが行く動物公園にマンドリルがいることを、前から知っていました。でも子リスには内緒にしておきました。だってそんなことを言ったら、例によってその日から毎日、
「マンドリルのオリのところはどうする？」「目をつむったらあるけないよ」「見ないようにしても、鳴き声が聞こえたらどうする？」「マンドリルがどこにいるかわからないのに、いつ目をつむったらいいの？」
とか何とか、私の後を追いかけながら心配し続けるに決まっているからです。それではせっかくの、遠足が楽しみな気分が台無しになってしまいます。（それに何より、私が疲れます…。）

どうなったかな？と思いながら待っていると、子リスが元気に帰って来ました。開口一番、
子リス：　「ママー、マンドリルがいた！」
私：　「えーっ、ウソー。」
私はあくまで知らない振り。

私：　「子リス、マンドリル見たの？」
子リス：　「うん。だってＡ先生、止まっちゃうんだもん。」
私：　「え？」
子リス：　「先生、『うわ～、すごいかお！』って言って、ずーっと見てるんだもん。Ａ先生が先頭だから、ボクたちも止まってるでしょ、マンドリルの前で。仕方ないから、みたよ、マンドリル。」
と子リスは照れ笑いをしていました。

その時の状況を想像したら、笑ってしまいました。
Ａ先生がマンドリルの顔に感心して「動かなくなっちゃった」お陰で、子リスは再びマンドリルを見ることが出来るようになった訳です。童心に帰って下さった（？）Ａ先生に感謝です！

今回は「マンドリルを見る」という、かなり特殊なことでしたが、もっと日常的なことに関しても、逃げ場がなかったので出来てしまった、ということが時々、あります。
話すことに限らず、これから起こる色々なことに対して不安や恐怖を持ちやすいのは、場面緘黙症の特徴の一つと言われているようですが、子リスもまさにそういう性格です。
子リスがもっと小さい時は、予想外のことが起こるとすぐにパニック状態になっていました。だからそれを避けるために、いつもと違うことをする時は特に、これからの成り行きを予め言い聞かせ、心の準備をさせていました。でも少しずつ大きくなって来るに従って、これから起こることを前もって知ることで、かえって想像が膨らみ、不安が増してしまうことが多くなって来たのです。そして逆に、不安を感じるヒマがなくてうまく行った、という経験が増えて来ました。

心の準備をさせる時と、敢えて何も教えずに場面に飛び込ませる時。きっと状況によって、両方必要なことなのだと思います。でもどちらにしても、結局は本人の「よしっ」という気持ち一つなのだろうと思うと、親としても、“陰ながら”応援するしかないので、せめて、出来ても出来なくても受け止めてやれる気持ちだけ、持っていたいなあ…と思います。
      
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   <title>子リスのほっぺ</title>
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   <published>2006-10-26T14:19:42Z</published>
   <updated>2006-10-28T13:15:53Z</updated>
   
   <summary>先日、クラス懇談会があって学校に行った時のことです。懇談会が始まる前、まだ子ども...</summary>
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      先日、クラス懇談会があって学校に行った時のことです。懇談会が始まる前、まだ子ども達が教室に残って遊んでいたのですが、その中から、「子リス、子リス、子リス、子リス～！」と子リスの名を連呼する声が。見回してみると、一人の女の子が子リスを手招きで呼んでいます。子リスがその子の方へ近寄っていくと、その女の子は何も言わずに子リスのほっぺを両手で包み、「むにゅ～っ」と挟みました。
子リスは？と見ると、ぽーっと立ってされるがままです。嫌がるでもなく、手を外そうとするでもなく、かといって照れたり嬉しそうにするわけでもなく、特に無反応・・・というより、ごく自然な感じ。何だかどちらも可愛くて笑ってしまいました。
家に帰ってから子リスに、「今日ほっぺを　“むにゅ～っ”　てされてたけど、前にもあったの？」と聞いてみたら、何と、「うん、まいにち。」
私：　「えっ、毎日ほっぺをむにゅって？」
子リス：　「うん、○ちゃんも、△ちゃんも、◇ちゃんもするの。」
私：　「えっ、そうなんだ～。へえ～。」
子リス：　「なんでかなあ。でもいやじゃないよ。」（にこにこ）

確かに子リスのほっぺは、つい触りたくなるようなぷくぷくほっぺです。それに雰囲気の幼さも手伝って、クラスの女の子達は、子リスを見ていると弟のような感じがするのかもしれません。私はとても嬉しくなりました。それから、あの子リスの反応の無防備さも、何だかとても貴重なものに感じました。
学校という「場面」に対して、不安や緊張感があるために「喋れない」状態になっているのでしょうけれど、それでも、クラスのお友達に対して、こんなに無防備でいられるなんて、いいなあ、と思ったのです。子リスに限らず、これぐらいの年齢の子ども達の、お互いに対する無防備さ・相手を受け入れる気持ちが、ずっとずっと続いたらいいのに…と思わずにはいられません。

子リスのほっぺは、いつまでぷくぷくなのでしょう…。それから、夜中に「うーん…」と目が覚めかけた時、ほっぺを私の手で包んでやると、安心したようにすーっと眠るのはいつまでなのかしら…と、私はいつも思いながら、子リスの寝顔を眺めています。（今日は怒り過ぎちゃったなあ、と反省しながら。）
      
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   <title>子リスの告白その２・「適応」ということ</title>
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   <published>2006-10-23T13:34:35Z</published>
   <updated>2006-10-23T14:13:54Z</updated>
   
   <summary>この頃子リスは、自分が「話せない」ことをだいぶ意識し出したようです。 ２週間ぐら...</summary>
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      この頃子リスは、自分が「話せない」ことをだいぶ意識し出したようです。
２週間ぐらい前のことですが、「ママ、ボクが学校に行ってるじかんは何時間？」と聞くので
「８時から２時か３時までだから、６時間か７時間ぐらいだよ。」と答えると、
「夜は９時間ぐらい寝てるんでしょ。じゃあ、ボクは一日のうち、１６時間は黙ってるってことだ。」
と言うのです。（そうだね。でも残りの８時間は喋りっぱなし…。）
その辺りから、子リスは「学校で喋っていない」ことについて、時々私に話すようになりました。
以前、「３学期からゼッタイに喋らないとダメ！」と言っていた女の子が、「２年生からでも、いいよ」と言ってくれた、とか、算数の時間に、「みんなは手を挙げるけどボクは挙げない。だって喋れないから。その代わり、黒板に答えを書いたの。先生が連れてってくれたから。すごく小さく書いちゃった。」とか。

今夜は、ベッドに入ってから急に、「ママ、ボクは幼稚園の時には少しは喋ってたのに、どうして小学生になったら喋れなくなったのかな。」と聞いて来ました。えっ？幼稚園の時喋ってたっけ？と思っていると、
子リス：「ひとりごと、言ったりしてたよ。」
私：「あ、そうか。」
子リス：「今は言ってないよ。」

うーむ。

私：　「ねえ、学校でひとりごとを言わないのは、子リスがお兄ちゃんになったってことじゃない？」
子リス：　「なんで？」
私：　「お話は、ひとりでするんじゃなくて、誰か相手がいてするんだってわかったから、ひとりごとは言わなくなったんだと思うよ。」
子リス：　「そうかな。」
私：　「そうだよ。それに、学校でもちょっとずつ喋れるようになってるじゃない。」　
子リス：　「ママとはね。」
私：　「それでいいんだよ。大丈夫！」

と私はまた、何が大丈夫なんだか…と自分で思いながら励ましてしまいました。子リスはそれでもちょっと嬉しそうな顔で、ぎゅっと私に抱きついて来ました。それからしばらく、ぱっちりと目を開いていろいろ考えている様でしたが、そのうちに眠りに就きました。

考えてみると、幼稚園の頃の子リスは、頑なにみんなと「話さない・遊ばない」状態でした。それが小学校に入って、クラスの子ども達と一緒に鬼ごっこやドッジボールをすることが出来るようになり、「話さなくても皆と楽しく過ごせる」ところまで進歩しました。これは専門家によっては、「話さずに過ごすための適応」と見ることもある様ですが、私は、子リスがみんなに混じって遊ぶ勇気を持てたことは、間違いなく成長だと思っています。ただ矛盾するようですが、子リスがあまり「困っていない」ことは少々、気になってはいました。話さなくても何とかなる、という考えが定着してしまうのは怖い、と思ったのです。そういう意味では、最近、喋れないことを意識し出したり、悲しい気持ちになったりすることがあるのは、進歩と言えるのかもしれません。本人は辛いでしょうけれど、自分の小さな成長を感じながら、乗り越えて行って欲しいと思っています。

      
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   <title>鉄棒で「喋った！」</title>
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   <published>2006-10-19T13:33:27Z</published>
   <updated>2006-10-19T14:02:27Z</updated>
   
   <summary>今日は木曜日で、子リスが放課後Ａ先生と過ごす日でした。 いつものように、２時半頃...</summary>
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      今日は木曜日で、子リスが放課後Ａ先生と過ごす日でした。
いつものように、２時半頃教室に迎えに行くと、誰もいません。あれ？と辺りを見回したら、校庭からＡ先生が手を振っています。子リスは先生と鉄棒をしていました。
私がそばに行くと、「じゃ、練習の成果をお母さんに見せるか。｣ということになって、
子リスは黙って何種類かの鉄棒を私にやって見せてくれました。

子リスが「お布団干し」というのをやった後、そのまま鉄棒にお腹で乗ったまま、膝を抱えて丸くなりました。
Ａ先生：「あれ？それ何て言うんだっけ？ラッコ？」
子リスは黙って地面に「だるま」と書きました。
Ａ先生：「あ、『だるま』か。」

次は逆上がり。「子リス、逆上がりやってみようよ。もう少しで出来そうなんだから。」と先生に言われて、子リスは逆上がりに挑戦しましたが、本当にあとちょっとというところで上がりきれませんでした。

私：「ホントだ！もうちょっとじゃない！」
子リス：（小さい声で）「？？？？上がればいいの。」
私：「何が上がればいいの？」
子リス：（小さいけれど聞き取れる声で）「足がたかーく上がればいいの。」
私：「あ、そうかあ。」

そして子リスは向こうの方へ走って行きました。そのスキに
私：「先生、喋りましたね。」
Ａ先生：「今のはわかって喋ってますね。」

一度声を出したら大丈夫と思ったのか、子リスは戻って来て、「ママ、今日も自転車の練習するの？」とか、「公園で鉄棒したい」などと、私に話し始めたのです。まだ弱々しい声ではありましたが、２週間前の様な「うっかり喋っちゃった」ではなくて、完全に、自分の声がＡ先生に聞こえていることをわかって話していました。
少しずつ、気持ちがほぐれて来ているように思います。
学校で場面緘黙症の子どもの声を最初に聞くのは誰か？という時、一般に担任の先生はその順番の最後であることが多い、と言われているようですが、必ずしもそうではないことがわかりました。
今日先生とも話したのですが、先生との関係によるのだと思います。それに、子リス本人が、お話してみたい人は？の問いに迷わず「Ａ先生」と答えていたのですから。
まさにスモール・ステップですが、一つ一つ出来ることが増えて行くのは、本当に嬉しいことです。
      
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   <title>ぶたのまるやき</title>
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   <published>2006-10-17T14:52:09Z</published>
   <updated>2006-10-17T15:27:55Z</updated>
   
   <summary>先日、Ａ先生から、「体育の時間に『ぶたのまるやきじゃんけん』というのをやった時、...</summary>
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      先日、Ａ先生から、「体育の時間に『ぶたのまるやきじゃんけん』というのをやった時、子リスが初めてじゃんけんをした」、とコメントをいただきました。
今日、子リスが学校から帰ってから二人で公園に行ったのですが、そこで子リスが、「ぶたのまるやき」を見せてくれました。なるほど、こぶたのまるやきだ…。要するに鉄棒に平行に、両手両足を使ってぶら下がる形ですね。
「ママもやってごらんよ」と言うので、周りに人がいて少し恥ずかしかったのですが、私もまるやきになってみました。そして子リスとじゃんけんをしたら、私が負けました。でも楽しかったです…。

鉄棒に逆さまにぶら下がってみたら、空がとてもきれいに見えました。そして何となく、子リスが学校でもじゃんけんが出来た時の気持ちが少しわかるような気がしました。つまり、逆さまになっていると、世界が違って見えるのです！そして、頭がぼーっと気持ちよくなります。子リスももしかしたら、逆さまになることで、不安や硬くなっている気持ちがふわっと飛んだのではないでしょうか…。「ボクはじゃんけんができない」なんていうことも、忘れてしまったのかもしれません。
本当にそうかどうかわかりませんが、ちょっと面白い思いつきでした。
ひょっとして、子リスが逆立ちをしている時に話しかけたら喋ったりして…？

逆さまになることに限らず、我を忘れる時というのが大事なのかもしれません。
体を動かしている時は、頭のコントロールはイヤでも少しは鈍りますから…つまり不安を感じるヒマが減る訳ですから、体育などは本当に大切な時間なのかもしれません。
      
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   <title>先生と過ごす時間</title>
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   <published>2006-10-05T14:19:07Z</published>
   <updated>2006-10-11T16:13:26Z</updated>
   
   <summary>先日のＡ先生との面談で、先生が週に一回、子リスと２人で過ごす時間を作って下さるこ...</summary>
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      先日のＡ先生との面談で、先生が週に一回、子リスと２人で過ごす時間を作って下さることになりましたが、今日はその一回目でした。子リスには、「今週から、木曜日だけママのお仕事が少し遅くなるから、放課後３０分だけ学校で待っていて。先生が一緒にいてくれることになっているからね。」と話しました。２時の下校時刻の後３０分、子リスは初めて、先生と２人で教室で過ごします。
２時半ぴったりに迎えに行くと、子リスは教室で先生と向かい合って、折り紙を折っていました。先生が先に私に気付いて「あっ、どうも…」と言うと、子リスはチラッとこちらを見て、それから知らんぷりで折り紙を続けています。教室に近づいて行くと、子リスは無言のまま、でもちょっと照れて嬉しそうに、折り紙で作った飴玉を私に見せました。
私：「飴を作ったの？」
子リス：（頷く）
それから先生と私が少し話をしている間、子リスはまた一枚折り紙を取って、飴玉をもう一つ作りました。何だか名残惜しそうです。
私：「じゃあ、帰ろうか。」
子リス：（頷く）
Ａ先生：「今日はみんなでまたコマ回しをしたんです。子リスくんが、『コマを回すのを見て』と言いたそうに僕のところに来てました。」
子リス：「学校のコマはね、うちのよりヒモが長いんだよ。」

あ、喋った。

私：「何が長いの？」
子リス：（ここで、自分が声を出したことに気付いてしまったので、口の動きだけで）、“ひも。”　
私：「そうなんだ。学校のコマは木ゴマ？それとも缶ゴマ？」
子リス：”カンゴマ。”

それから子リスは、靴を履き替えに下駄箱の方へ走って行きました。
Ａ先生：「今、喋りましたね！」
私：「喋りましたね～」

そこへ外履きに履き替えた子リスが戻って来ましたが、走っていたので、さっき作った折り紙の飴玉を落としてしまいました。

子リス：「あっ、あめだま落としちゃった！」

あ、また喋った。

まだ、自分が声を出したことに気付くとハッとして黙ってしまいますが、それでも、先生と過ごす試みの初回で、２度も「つい喋っちゃった」が出たのは驚きでした。こんな風に、無意識に喋っていたという経験が増えて行けば、きっと「自分は話せるんだ」と思えるようになるのではないかと思います。
とにかく今日は、Ａ先生に、子リスが話す声を聞いてもらえたのが本当に嬉しいことでした。

      
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   <title>Ａ先生との面談　（５回目）</title>
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   <published>2006-09-28T15:17:46Z</published>
   <updated>2006-10-23T23:43:27Z</updated>
   
   <summary>昨日、子リスの担任のＡ先生との、５回目の面談がありました。 前回の面談は夏休み中...</summary>
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      <name>おかあさんリス</name>
      
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      <![CDATA[昨日、子リスの担任のＡ先生との、５回目の面談がありました。
前回の面談は夏休み中で、その時は市のカウンセラーのＵさんにも来ていただいて、学校や家での現状を確認し合ったのでした。その後夏休みを過ごす中で見られた、子リスのいろいろな変化を報告することと、２学期に入ってからの学校での様子を先生に伺うこと、最近の家での様子をお話しすること、そして今後の方針について相談することが今回の目的です。

<strong>１．夏休み中の様子</strong>
夏休みに入った時に、また「家族だけモード」になることをなるべく避けなければいけない、と思っていました。幸い、幼稚園からのお友達のＮ君のご一家とは、Ｎ君のお母さんマリーさんと私がとても気が合うことから、家族ぐるみでお付き合いをさせてもらっています。たまたまご一家のお引越しがあったのでお手伝いに行ったり、児童館に誘っていただいたりして、とても楽しく過ごす機会が何度もありました。子リスにとって、Ｎ君の家族は、かなり身内に近い存在になって来たのではないかと思います。Ｎ君やマリーさんと直接話すことはまだありませんが、Ｎ君やマリーさんのそばで、私や夫とは、家にいる時と殆ど変わらない話し方をするようになりました。また、私がそばにいなくても、Ｎ君やお兄ちゃんのＫ君と一緒に（つまり子ども達だけで）遊ぶことが出来るようになりました。

<strong>２．２学期に入ってからの学校での様子　（Ａ先生のお話）</strong>
①　２学期に入ってから、以前にも増して、子リスが先生のそばにいることが多くなったそうです。困ったことが増えて、身の置き場がなく悲しげに先生のところに行っているのかと思ったら、「気が付くと、ニコニコして何となくそばにいるんですよね」とのこと。「話しかけると逃げちゃうんですけど。」
そう言えば前の晩、学校で喋れないことについて子リスが私に告白した時、私が「子リスはお話してみたい人はいる？」と聞いてみたら、間髪入れず「Ａ先生。」と答えました。「お話できたら楽しいかな、と思う。」と言っていたのです。つまり、先生にちょっかいを出しに行っているということでしょうか・・・。

②　算数の時間、先生が計算問題を出して、子ども達が手を挙げて答えていた時のこと。いつもと同じように、子リスは全く手を挙げないので、当然答えることはありません。でもこの日先生は、「じゃあ、子リスもやってみようか。前に出て来て、黒板に答えを書いてごらん。」と言ったのだそうです。子リスははじめ、”やだ、やだ”という様に椅子にハリついて、動こうとしなかったらしいのですが、周りの男の子達が、「やってみようよ」と子リスを促し、立たせて途中まで連れて行ってくれました。それで子リスが意を決し（？）、黒板の所まで歩いて行って計算の答えを書くと、クラスのみんなが拍手をしてくれたのだそうです！
この話を聞いて、「話すこと」にこだわらずに発表の機会を与えてくれた先生と、支えてくれたクラスの子ども達に心から感謝したいと思いました。何らかの形で自分を表す機会が増えれば、それが少しずつ自信につながって行くかもしれませんね、と先生と話し合いました。

<strong>３．最近の様子</strong>
まずは、運動会で初めて走ることが出来たり、ダンスを楽しく、一生懸命出来たことを、子リスがとても誇らしく感じていることを話しました。Ａ先生には、幼稚園の運動会での様子をお話してあったので、先生も子リスの進歩をとても喜んで下さいました。
それから、先日の子リスの告白（話せない子になってしまうのではないか、と心配していたことなど）についても話しました。

<strong>４．今後の方針</strong>
先日、市のカウンセラーのＵさんからいただいたアドバイス、それから、私の学生時代の友人で、子どもの発達障害の研究員をしているＫ君からのアドバイスをもとに、今の時点での方針を確認しました。
それは、「少なくとも１年生のうちは、治療機関に連れて行くことはせず、学校・家庭で出来ることをしていく」というものです。
具体的に、
①　週末など、機会を作って私や夫が子リスと一緒に学校に遊びに行き、楽しむことで学校でリラックスできるようにする。
②　週に一回、放課後にＡ先生と子リスの時間を設けてもらう。話す練習をするのではなく、ただゆったりと過ごす時間にする。
③　先生との面談を定期的にする。（月に１回ぐらい）

ということになりました。その他に、先生にはこのブログに時々登場していただくこともお願いしました。とてもよく考えて動いて下さる先生なので、ついこちらもいろいろなことを話してしまうのですが、先生の負担になり過ぎないことを願っています。
でも本当に、担任の先生との連携は大切だと、何かある度に実感しています。

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   <title>今朝は…</title>
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   <published>2006-09-28T01:53:43Z</published>
   <updated>2006-09-30T15:13:37Z</updated>
   
   <summary>夕べ悲しい気持ちで眠りに就いた子リスは、やはり朝の目覚めもよくありませんでした。...</summary>
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      <name>おかあさんリス</name>
      
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      夕べ悲しい気持ちで眠りに就いた子リスは、やはり朝の目覚めもよくありませんでした。
ベッドから起きるのも、朝ごはんを食べるのも、着替えをするのもぐずぐず、ごろごろして、「疲れた」を連発しています。私は、初めは優しくなだめていたのですが、時間が迫って来るにつれて焦り出し、結局「もう、いい加減にしゃきっとしなさい！」と叱ってしまいました。辛いんだろうなあ、とわかってはいるのですが、同時に、でもやらなければならないことはやらなくちゃ。という考えとか、単なるいらいらに支配されて怒ってしまいます。
でも今日は、これはこのままではマズイ、と思い、子リスを呼んで膝に乗せました。
「子リス、大丈夫だから。絶対に子リスは大丈夫だって、ママ知ってるから。学校に行ってみたら、楽しくなるから。ね。よしよし。」
何が大丈夫なんだか、何を根拠に楽しくなるって言ってるんだか、全然わからないようなハナシですが、それでも子リスは、ちょっと元気に「ウン」と頷いてくれました。
そして、マンションの前で集団登校の列に並んだ子リスは、２回私の方を振り返り、笑顔で手を振って、後は振り返らずにてくてく歩いて行きました。
子リス、頑張れ。

今日は午後に、担任のＡ先生との面談があります。話すこと、いろいろあるなあ…。
      
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