« 場面緘黙症とは何か? | 最初に戻る | 場面緘黙症の発症時期と診断時期 »

場面緘黙症の特徴

1.場面緘黙症の子どもの多くは、家では家族や慣れ親しんだ人たちと、ごく普通に話をします。実際、彼らは家では非常にお喋りであることが多いようです。
2.幼稚園や学校などにいる時多くの緘黙児は、無表情で、人との交流や一斉活動を避けようとします。また、体が硬直してしまう様なこともあります。
3.一方、学校などで一言も話さないにも拘らず、集団を避けようとせず、むしろ集団の中にいることを楽しんでいる場面緘黙症児も多くいます。自分から積極的に友達の輪に入っていこうとはしませんが、傍らから眺めて楽しそうににこにこしていたり、あるいは、実際に遊びに参加したりすることもあります。さらに、ジェスチャーや指差し、頷き、顔の表情など、非言語的手段を用いて、コミュニケーションを図ることもします。学校に行くのを嫌がることがあまりないのも特徴です。(但し、いじめなどの問題がある場合は別です。)
4.場面緘黙症の子どもの多くは、話せないこと以外に、何らかの心理的な症状を抱えていることが多いようです。学校でトイレに行けない、給食などが食べられない、などの問題があります。
5.その他に、知的好奇心が旺盛・感性が豊か・執着傾向がある・完璧主義である、などの特徴がみられることも多いようです。