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トイレのこと

もう一つ気になっていたのは、トイレのことでした。
まず年中の10月ぐらいまでは、幼稚園でトイレに行くことが出来ませんでした。朝9時に幼稚園に着いたら、2時の降園まで一度もトイレに行かずに過ごし、迎えに行くと、私の手を引っ張って職員用のトイレに駆け込む、という具合でした。
それが、ある日突然トイレに行けるようになったのです。それは、10月の公開保育日(来年度の入園生のために幼稚園説明会および幼稚園の公開をする日)でした。同じマンションに住むMさんが、娘さんのSちゃんを連れて子リスの幼稚園を見に来ました。Sちゃんは子リスより2歳年下で、日ごろから子リスはSちゃんの前では「お兄ちゃん」として振舞っています。Sちゃんが子リスの教室に入って来てしばらく経った時、子リスが私のところに来て(その日は在園児の保護者も参観出来たので、私もその場にいたのです)、「ママ、トイレにいってみようかな」と言うのです。そして今度はF先生のところに行き、小さい声で「トイレ…。」F先生はさりげなく、「行っておいで。」と言ってくれました。子リスは、トイレの前まで行っては戻り、行っては戻りを5・6回繰り返した後、ついに意を決してトイレに入り、目的を達して出てきました!これは間違いなく、Sちゃんがいたからです。
自分がお兄ちゃんにならなければいけない様な状況が、子リスには大事なのかもしれません。

これでトイレには行けるようになりましたが、その後今度は、度々頻尿に悩まされました。行事の前や、家で何かあって不安を感じたような時、幼稚園でも家でも、何度も何度もトイレに行くのです。ひどい時にはトイレから戻ってすぐにまた行きたくなったり、それで出なくて泣きそうになったり…ということもありました。インターネットで調べたり、周りの人に聞いてみたところ、子どもの頻尿は叱ったりせず放っておくのがよい、ということでした。それで私もF先生も、行きたいだけトイレに行かせているうちに、確かに治りましたが、また新しい行事が近づくとトイレ通いが始まる…という調子でした。