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入学

子リスが小学生だなんて。初めて子どもが小学校に上がる時の親(母親)の気持ちって、こんなものなのかしら。喜びの何倍も寂しさがあることに気付いて、私は少々戸惑っていました。毎日幼稚園に送り迎えをしていたのが、家から「行って来ます」と出掛けて行くようになる、とか、ドングリ帽子を被って(子リスの幼稚園は制服がありませんでしたが、お揃いのベレー帽だけありました。)幼稚園カバンを斜めに掛けて行っていたのが、ランドセルを背負って行くようになる、とか、いろいろな変化があります。でもそれだけではなくて、小学校に入るということは、一段、私の手から離れることを意味するような気がして、本当にとても寂しく感じました。情けないハナシですが、夜に子リスの寝顔を見ている時、ずっと小さいままでいて欲しくて泣いてしまった日もあります。(でも入学後1ヶ月もしないうちに、『お弁当も作らなくていい、自分の時間はたっぷりある、子どもが小学校に行くとラクだなあ~!』とホクホクしていたこともここに告白します…)
とにかく入学の日はやって来ました。学校に着いて受付を済ませると、6年生のお兄さんが新一年生を教室まで連れて行ってくれます。半年前に就学時健診で学校に来た時、私と離されることに抵抗した子リスが大泣き・大暴れした記憶が蘇り、「うっ、大丈夫かな?」と一瞬心配しましたが、大丈夫でした。小学生になる覚悟は出来たようです。
ひとまず安心した夫と私は、入学式場である体育館に入り、ドキドキしながら待っていました。

「新一年生の、入場です!」
♪さくらさいたら 一年生 ひ・と・り・で・いけるかな♪

私は、子リスの姿が見えるずっと前から、もう泣き出してしまいました。「一年生」って、それだけで胸が一杯になってしまいます。やがて我が家の小さな子リスくんも、女の子と手をつないで、マジメな顔をして入って来ました。30人学級×5クラス、150人の新入生が揃って、入学式が始まりました。