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場面緘黙症を理解すること・子リスを支えること

場面緘黙症の子どもは「話さないのではなく話せない」のだということをきちんと理解するのは、特に親にとっては簡単でない場面もあると思います。頑ななまでに話さない我が子を見ていると、“目を覚まさせて”やる必要があるように思い、「やらなくちゃならないことはやらなくちゃいけないのよっ!」と言ってしまったりしたことも、過去にはありました。でも次第に、子リスは話すことを期待されている時、声を出したくても本当に声が出なくなってしまい、時には体が固まってしまうことさえあるということがはっきりとわかって来ました。それから私達は、子リスに話すことを強要するのを止めました。

子リスの性格は?「ひょうきん」「エネルギッシュ」「かわいいものが好き」「計画を立てるのが好き」「こだわる」「新しい環境に慣れるのに時間がかかる」「新しいことに挑戦するのにも時間がかかる」「怖がり」「好奇心が強い」「好きなことに関してはマニアック」「頑固」「意外と能天気」「人が好き」「正義感が強い」「味・匂い・皮膚感覚が過敏」「あまのじゃく」「仕切りたがる」「頼られると俄然しっかりする」「負けず嫌い」「プライドが高い」「ものすごく甘えん坊」「優しい」etc. etc….

話せないこと(話すこと)は子リスのほんの一部です。こんなに色々、面白い面を持っている子リスの個性が、出来るだけ真っ直ぐに伸びて膨らんで行けるように、親として支えたり守ったり、応援したりして行きたいと思っています。でも子リスは、親である私達だけに支えられているのではありません。子リスは先生やお友達、たくさんの人達の中でとても多くの時間を過ごしていて、そのこと自体が子リスの成長を支えてくれているのだと、私は日々感じています。
また、子リスの場面緘黙症に取り組み始めてから、私自身にも沢山の出会いがありました。その一つ一つの出会いに感謝しながら、これからも子リスの成長記録を綴って行きたいと思います。