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《子リスのこと》
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子リス脱走する入園式の後2~3日は、午前保育です。11時半に迎えに行くと(子リスの幼稚園は園バスを持たず、親が送り迎えをします。これは園長先生の方針です。)、子リスはニコニコして出て来ました。教室の中でお絵描きをしたり、粘土で遊んだりして楽しく過ごしていた、ということでした。でも「なーんだ、大丈夫そう…」と思ったのは束の間でした。午前保育の期間が終わってお弁当が始まった日、2時に迎えに行くと…2階の教室から、ヒック、ヒックとしゃくり上げながら降りてきたのは子リスでした。主任のK先生が「タイムリミット…」と言いながら付き添って下さっています。9時から2時まで5時間、子リスにとっては相当長い時間だったようです。 子どもが幼稚園で親と離れたがらない時、親がすることは、なだめる、励ます、叱る、それでもダメなら、残るはやはり「置いて帰る」しかないでしょう。賛否両論あるでしょうが、その場になると、選択肢はそれしかないように思われるものです…。で、私もやってみました。子リスがいつにも増して聞く耳を持たず、どうにもなだめようがなく、にっちもさっちも行かなくなった日に、「じゃあね、ママは帰るから。」と子リスを残し、私は全力で走って車に乗り、帰って来ました。 |
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