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入院

そしてついに入院の日がやって来ました。持っていく荷物の中で、私の入院用品はカバン一つ分だけ。残りは殆ど、子リスのものです。洋服・オムツ・おもちゃ・絵本・お菓子・お気に入りのビデオ・クリームや薬などの子リスケア用品…。引越し?というぐらい車に詰め込んで、私達は病院に出発しました。

この日だけ、夫と子リスも私の病室(個室)に泊まります。子リスは昼の間ずっと、病室の窓から外を見たり、ベッドに登ってみたり、持ってきたおもちゃで遊んだり、売店でジュースを買ってもらったりしてゴキゲンに過ごしました。
やがて夜になり、消灯時刻が近づいたので、夫が子リスを寝かしつけようと、病院の屋上に連れて行きました。そしてものの15分か20分ぐらい経った時、ぐっすり眠った子リスを抱いて、夫は戻って来ました。「えっ、寝たの?」「うん、寝たんだよ…。」いつもなら、ちょっとでも普段と変わったことがあった日はなかなか寝付かず、1時間も2時間も苦労するのに。しかも、おっぱいを飲みながらでなければ眠れない子なのに。いつだったかどこかで、子どもは小さくても、泣いても仕方がない時は泣かないものだ、という話を聞いたことがありました。子リスももしかしたらこの時は、何か特別なものを感じていたのかもしれません。子リスは私の隣に寝かされ、狭いベッドで朝まで一緒に眠りました。