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パイパイ生活

もう少し大きくなって来ると、夜中の授乳もまた様子が変わって来ました。子リスは夜中におっぱいを欲しくなると、わざわざ「ふんふん」泣くまでもなく、勝手に私のパジャマをめくって好きなだけパイパイを飲み、そしてそのまま私の胸の上で寝てしまうようになりました。私もその頃には、慣れたというかいい加減になったというか、子リスが起きたことには気付くものの、子リスの口におっぱいが入ったところで安心して眠ってしまったりしました。それで、パジャマがはだけておっぱいを出したままの私の上に、眠った子リスが転がっている、という状態を、目が覚めた夫が見つけてぎょっとする、ということが何度もありました。次の日の朝、夫は「また夕べパイパイ出して子リス乗っけて寝てたぞ。よく平気で眠れるよなあ。」と、半分感心して、半分呆れて言うのでした。

ところで、もう10ヶ月ぐらいになっても、子リスがおっぱいを飲む時間はあまり定まりませんでした。「育児書には、半年過ぎたら5時間とか、6時間おきになるって書いてあるんだけどなあ。」と、私はどうも納得が行かないまま、それでも子リスが欲しがるだけ、おっぱいをあげていました。実際おっぱいは、時間を気にしなくていいから、ラクチンなのです。(準備も要らないので、外出先でも、授乳室か仕切られたスペースがあれば、ぱっと授乳できます。)それから、子リスがパイパイを欲しがる時は、大体私も「そろそろおっぱいあげたい感じだなあ」と思っている時でした。おっぱいは、本当にいろいろなことを知らせてくれます。おっぱいをあげていると、気分も何となく落ち着くし、何より、すーっとしてとても気持ちがいいものです。赤ちゃんが生きるためにはおっぱいをもらわなければならなくて、そのおっぱいをあげることをお母さんは嬉しいとか気持ちいいと思うなんて、上手く出来ているものです。そんな風に、子リスと私の「パイパイ生活」は、軌道に乗って進んでいました。