6年生時代 その③ 修学旅行

子リスが6年生になってからの日々は、それまでよりも随分速く過ぎていくように感じました。
新学期の慌ただしさが落ち着いたと思ったらもう6月で、修学旅行説明会のお知らせを渡されて焦ったことを覚えています。

5年生での林間学校は2泊で福島に行きましたが、今回は1泊で日光へ。

(ところで日光は、私も中学2年の時に修学旅行で訪れた場所です。自分が修学旅行で行った所に、今度は息子が修学旅行で…というのはちょっと不思議な気持ちで、私は親になったんだなあ、などと感じ入ったりしていました。ちなみに岩手県から修学旅行に行った私達は、日光で1泊した後東京でもう1泊して、東京タワーや国会議事堂などを見ました。夜は後楽園球場(ドームじゃありませんよ…)で巨人―ヤクルト戦を観戦。王貞治選手(!)のヒットを見られて感激しました!トシがバレますねえ…)

子リスの話に戻ります…。
学年のみんなと行く宿泊行事は2回目なので、特に心配することもなく、送り出しました。そして翌日の夜には帰ってきた子リス。

「どうだった?」
「楽しかった」

→ここは是非、5年生「母はわかっていなかった」エントリーをお読みいただきたいところです。そうするとこの会話が、

Hi.  How are you?
Fine, thanks.

ぐらいの意味であることがおわかりいただけると思います。

そんな訳で、当時の会話やメモからはなかなか真実は見えてこないので、
現在の子リスの談話を紹介しようと思います。

子リス: 「修学旅行は、実はほとんど記憶にない…」

小さい頃から(時々こちらが困るほど)正確で詳細な記憶を誇る子リスが、修学旅行ほどのイベントについて覚えていないとは…?

子リス: 「食事の光景も浮かばないし…ごはん、出たのかなあ?」

私: 「そりゃあ出たでしょうよ。卒業アルバムに写ってるじゃないの。」

子リス: 「あーほんとだ。でもホントに、全然覚えてないんだよね。林間学校と同じで、特に嫌なことがあったわけではないんだけど。林間学校よりも更に、楽しくなかった。」

私: 「そうなの…?」

そして、ここで衝撃の発言が飛び出すのです。

「“喋れるようになったことで学校生活が楽しくなった“と思ったことはないんだ。」

えっ❓

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